大規模施設の整備

 JA茨城旭村の青果物管理センターは、管内の生産物を集出荷及び一時貯蔵する施設です。平成15年に操業を始め、3階建総床面積12,000平方メートルを超える大規模な施設内には、最新鋭の光センサー選果機が備えられ、安心、安全、そして確実においしいメロンを選定するチェックを行っています。管理センターの心臓部である集中管理室では、生産者から提出された栽培管理台帳、防除日誌、検査データを一括管理し、センサー選果で得られた品質内容に加え、栽培歴、防除歴等の生産履歴を情報開示するトレーサビリティシステムに反映しています。また、それらの各種データを生産者にフィードバックすることにより、営農支援にも役立っています。

 収穫時検査、予備検査をパスしたメロンがセンターに運び込まれると、荷受→一次検査ライン(目視検査)→二次検査ライン(機械検査)→ラベル貼付→自動箱詰機→封函・梱包ライン→ケース用自動倉庫への搬入→出荷、という流れになります。これらの作業はすべてオートメーション化され、その処理能力は日量最大30,000ケース。メロンは栽培育成に手がかかる上に、重量があるため収穫後の出荷業務にも労を要しますが、このセンターができたことにより生産者は選果や荷造り等の労力を削減し、栽培管理に専念することができるようになりました。こうして青果物管理センターは地域農業の活性化と生産振興に貢献し、消費者の皆さまに信頼される良質なメロンの安定供給に役立っています。